Grifn History

RIDLEYは、オールロードというカテゴリーが注目される前から既に開発を進めていました。
北米を中心に広がりを見せたグラベルロードではなく、ロードバイク、シクロクロスバイク、エンデュランスバイクを均等に組み合わせたオールロードバイクを2年の開発期間を経て、2015年に完成させました。
このバイクは、あらゆる路面を気軽に、快適に、そして速く走ることができ、1台ですべてをこなせるバイクを求めるサイクリストのために開発されました。
Grifnとは.....上半身が鷲、下半身がライオンの神話の獣グリフィンを指します。このハイブリッドの生き物は空と大地という2つの領域を支配するシンボルとなっています。
鷲のようなスピード感=ロード、ライオンのようなタフさ=グラベルをイメージしています。
オールロードの高い汎用性を備えて、RIDLEYのラインナップに新たに加わったGrifnは、舗装路と未舗装路という2つの領域を支配することができます。

オールロードとは?

その名の通りオールロードとは、あらゆる道を自由に走れるバイクです。走行安定性と快適性に優れたフレームによって、レースバイクとは一線を画したロードバイクの楽しさを提案するほか、未舗装路の走行も可能となっています。
これまでRIDLEYはグラベルロードとしてKanzoシリーズを展開してきましたが、新たに誕生したグラベルも走れるGrifnとはどのような用途に最適なのか?
両者ともグラベルの走行が可能ですが、Grifnは舗装路をメインにしながらグラベルも楽しめるバイクであるのに対し、Kanzoはグラベル走行の楽しさに主眼を置きながら、舗装路もストレスなく走れるバイクといえるでしょう。
オールロードの魅力は何といっても汎用性の高さにあります。ロングツーリングを楽しむのもよし、キャリアや大型バッグを取り付けてのバイクパッキングを楽しむのもよし、快適かつ安定感のある走行性能と相まって、あらゆる楽しさを届けるバイクです。

X-Trail 2015-2018

オールロードというカテゴリーがまだ確立していなかった頃、RIDLEYはさばざまなコンディションで優れた性能を発揮するバイクを目指し開発しました。快適性を向上させ、舗装路だけではなく未舗装路も走破できるようにタイヤクリアランスを40mmまで広げたオールロード「X-Trail」発表。現在のオールロードのトレンドをいち早く取り入れました。

Kanzo Speed 2019-2023

北米のみならず世界中で盛り上がりを見せるグラベルロードとして「Kanzo Speed」を発表。エンデュランスロードの要素と直進安定性に焦点を当て、38mmのタイヤクリアランスを設け、オンロード50%、オフロード50%を走ることを想定して開発しました。

Grifn 2024-2025

オンロードに焦点を置きロードバイクの速さと走行性能を重視し、グラベルロードの快適さを組み合わせ、トレンドのアイレットを多数装備したオールロードバイクを発表。多様化するライフスタイルに合わせられ、あらゆるサイクリストの楽しみをカバーできる究極の1 台を開発しました。2023年、自転車業界において最高性能をもつプロダクトの証である、デザイン&イノベーションアワード(グラベルロード部門)を受賞しました。

Grifn RS 2025

グラベル専門のプロチームであるクラシファイド・リドレー・ファクトリーチームからのフォードバックを受けて開発。フレーム重量をGrifnより111g軽量化し、ロードバイクとしての軽さとスピードのみならず、グラベルレースも走破できるタイヤクリアランスに加え、反応性と快適性を兼ね備えました。2024年6月、世界最大のグラベルレース「アンバウンド・グラベル」で実践導入され、200マイル男子エリートにてピオトル・ハヴィックが4位を獲得しました。


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あなたのスタイルで走ろう。1台のバイクで全ての楽しみを。