Gen 4 Hub System
INTRODUCING THE GEN 4 HUB SYSTEM
Universalized
2024年、Chris Kingは第4世代の新しいハブ・システムをリリースしました。
主な変更点はドライバーとアクスルのユニバーサル化になります。
これは性能ベースでの進化ではなく、今よりも速く走れるようになるためのアップグレードでもありません。
Consolidation of all those gains
Chris Kingのハブをユニークなものとしている特徴に変わりはありません。独自のベアリングやRing Drive™システムは変わらず、第4世代となった今も不可欠な物です。とはいえ、Chris Kingのハブはこの数十年で大きく変わりました。シマノやSRAMの新しいハブ規格に追随しながらも、回転抵抗の低減やかみ合わせなどに改良を加えてきました。第4世代は今までの成果を統合し、より多くのパーツの互換性を持たせた上でメンテナンス性も向上させ、さらに製造コストやパーツ交換コストも下げるといった新たな視点を取り入れたものになります。
Specific improvements
第4世代ハブの具体的な改良点は以下の通りです。
- 新しいドライバー・アクスルシステムの採用
- ドライブシェルタイプの互換性と交換・メンテナンス性の向上
- コンバージョンキットの低価格化
- ねじ込み式ドライブシェルエンドキャップの採用
- より簡単な組み立てと分解(アクスルウェッジの廃止)
- より簡単なプリロード調整(ドライブシェル内のスペーサースプリングを廃止)
- 汎用性を向上させたアクスルと内部パーツ
- ベアリングサイズを共通化し互換性の向上
- 前世代のChris Kingハブとの下位互換性の保持
- 第4世代R45Dハブは、アジャストクランプの形状をアップデート。
従来のようにアジャストクランプを取り外すことなくディスクローターの取り外しが可能。
基本的には、Boost CenterLock / 6-Bolt, R45D, R45ハブにおいて汎用性のあるアクスルと内部パーツが使用できるような設計にまとめました。これにより、一度第4世代のシステムを搭載すれば別のドライブシステムに移行するための費用をかなり抑えられます。