Tyrell "IVE"を徹底分析!

まだまだ皆さんに知っていただきたいTyrell、細かくチェックして徹底分析しちゃおう第一弾として"IVE"をご紹介♪

Tyrellってどんなブランド?
うどん県で有名な香川県さぬき市で生まれた自転車ブランド、「自分が欲しいと思える自転車を自分で生み出したい。」そんな思いから生まれたブランドがTyrellになります。
軽量でハイパフォーマンスなミニベロ、フォールディングバイクなどを開発・販売しています。

IVEってどんなバイク?
「乗り手に寄り添う……」をテーマに、2015年に発売された折り畳み小径車が"IVE"というモデルになります。

「いつでもどこでも。楽しく走る小さな相棒。」とメーカーHPにまとめられている通り、標準装備されているフェンダーの他に、キャリア・スタンド・専用の輪行バッグなど多彩なオプションが用意されています。
まさに多様なライフスタイルのオーナーに寄り添ったバイクですね。
フェンダーは標準装備ですが、例えば上に掲載したようにフェンダーを取り外してしまってスポーティな見た目にするのもまた良い感じではないでしょうか。

ピックアップポイントをご紹介♪
多彩なオプションもポイントですが、なんといってもIVEは折り畳み小径車というところがポイント。
(ここからはシルバーとピンクの2台体制でお送りいたします。違いはフェンダーの有無だけになります。)
・ハンドルにあるレバーを操作することでリアフレームとメインフレームのロック機構を解除。

↑こちらのレバーを操作すると、

↑このメインフレームとリアフレームの接合部が、

↑こんな風に解除されてパカッと開けられます。

↑ぐるっとリアフレームを回せばシッティングスタイルの出来上がりです。

↑ポイントは後ろの変速機をこの辺りにしておくことです。チェーンが張りすぎたり外れてしまったりといったトラブルを軽減することができます。

・フロントフォーク(前輪側)とハンドルを折り畳めばH610×W710×D350のサイズへ。


衝撃でフロントフォークが折り畳まれないようにするためのセーフティピンを抜いて、

さらに折り畳み関節部を保持してるダイヤルを回して緩め、

↑フロントフォークを畳みます。抜いたセーフティピンは無くさないようにしましょう。

↑次にハンドルの折り畳みます。レバーはこう掴んで、

↑ぐいっとしっかり起こすことでロック解除になります。慣れない間はロックを外し損なって手間取ってしまうことがあるかもしれません。
ちなみに一部社員の間ではこの部分を「キツツキさん」(シルバーの金属パーツがキツツキみたいなので)と勝手に呼んでます。

↑ゆっくりハンドルの関節を折り畳みます。

↑残すところはシートポストを下げるだけです。ヤグラの近くに小さいネジ頭があります。

↑シートポストを下げ過ぎて地面に当たらないようにするためのセーフティです。

↑手持ちするとこんなサイズ感です。

↑上から見るとこんな見た目です。

・オプションの袋に入れて持ち運び。
別売の専用輪行袋「IVE専用輪行バッグSP」(税込み定価 14,520円)をお使いいただくことで、持ち運びの際の汚れや傷防止もできます。

↑被せた状態のイメージはこちら。

↑袋には前後方向を示すプリントがあります。


↑持ってみました。肩紐を適宜調節いただければかなり持ちやすい印象です。

↑底面は脱着可能です。


↑ファスナーを開けて取り外せば、中からキャスターを出して転がすこともできます。※転がす際は必ず「IVE用ベアリングキャスター」(税込み定価 2,376円)に交換してください。

・キャリアを使うことでスタンディングポジションが取れる。

↑別売キャリア(税込み定価 11,642円)をお使いいただきハンドルを折り畳んでシートポストを下げることで、高さはあれど幅は省スペースで立たせることができます。あまり幅を取れない場所では非常に有効ですね。

さらに立たせて安定させた状態で動く(転がす)こともできます。

・車載しやすいサイズ感。
完全に折り畳んだ状態であれば持ち上げやすい形になっているため、車載もしやすくなります。

↑会社の営業車トヨタ ヤリスに積むとこんなイメージになります。高さが抑えられているのでバックミラー越しの後方視野も安心ですね。
後部座席を起こした状態ではトランクに1台ですが、後部座席を倒せば2台+荷物類も積めます。
積む際は汚れ防止として、輪行袋もしくはその他カバー類をご用意いただいた方がよいかと思います。

・拘りのフレーム構造。
これほどコンパクトになる秘密はフレーム構造にあります。

↑ここ(後輪ノンドライブ側のエンド部)にフック状の樹脂パーツがあるので、


↑フロントフォークを引っ掛ける形で折り畳みます。フロントフォークの保護シートが貼ってある凹みはここに当たります。

↑リアフレームは左右で形状が違います。この特徴的な形はシートポストを下げた際にフレームに当たらないようになっています。

↑C型になっている下側のフレームにこんな形でネジがあります。これがあることでシートポストが段階的に下がるよう制限されています。

↑リアフレームを折り畳んだ状態ではここまで。

↑フロントフォークを折り畳むと下限までシートポストが下がるようになります。

↑途中覗いてみるとこんな風にC型の部分を抜けていってます。

↑続いてリアフレームのノンドライブ側、こちらはフレーム2本。

↑ドライブ側はフレーム1本で高い位置にあります。本数と高さが違う理由はリアフレームを折り畳んだ際にチェーンリングと干渉しないようにするためですね。加えてチェーンが当たっても問題無いようにしっかりとガードが貼られています。

そして最後にTyrellの拘りポイント。
IVE(FCXを除く全モデル)は委託している台湾の工場で生産していますが、品質と価格のバランスを求める為に最終検査を自社工場で行っているということ。綺麗に再梱包された上で出荷されています。

さて、今回はTyrell "IVE"を徹底分析ということで紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
いろんなポイントをご紹介しましたが、もちろん乗って良しのIVEです。気になった方はお近くのTyrell取扱い販売店様までお問い合わせください。
他のモデルもまた徹底分析してご紹介していきたいと思います♪

TyrellのHPはこちら↓
Tyrell Bike | ミニベロロード・フォールディングバイクのTyrell(タイレル) “Made in 讃岐”を世界へ

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