RIDLEY(リドレー)とは その5
BUILT FOR GLORY(栄光のためにつくる)
RIDLEYは数々の革新的なテクノロジーを世に送り出してきました。
2003年、ヨーキムの夢が詰まったRIDLEYの名作Damocles(ダモクレス)。現在では各社が標準採用している上下異径のヘッドチューブや、ダイヤモンドシェイプされた角断面の優位性にいち早く着目し採り入れたのはRIDLEYといっても過言ではありません。
2006年に発表したNoah。軽量化と剛性の最適化を図ってシートポストとフレームを一体化させたインテグラルシートポスト(ISP)を採用。現在でも各社が採用している、カーボンの性能を最大限に活かす新しいフレーム形状を先駆け採り入れました。
2009年にエアロロードを先駆けて開発。フロントフォークとシートステーに配置した大胆なスリットが最も大きな乱気流を抑制することに成功。そして、2013年にF-Brakesを発表。フロントフォークとフレームに一体成型されたVブレーキを採用。ブレーキを一体化することで空気抵抗を低減させる先駆けとなりました。
2015年にF-SurfaceとF-Tubingを発表。F-Surface Plusはチューブ表面に溝を設けて気流の乱れを抑制させることで空気抵抗を低減し、F-Tubingは気流を整え空気抵抗を大幅に最小化するカムテール形状を採用しました。
Flanders Bike Valley
2013年に5つの企業が提携し、共同開発を目的でフランダース・バイクバレーと呼ばれる団体が創立。創立当時のメンバーはRIDLEYに加え、ヘルメットメーカーのLAZER、ウェアメーカーのBIORACER、自動車産業知識センサーのフランダースドライブ、空気力学のスペシャリストのフォックスデールでした。
2016年には、フランダース・バイクバレーの拠点になる施設がRIDLEY本社の敷地内に完成。
2,400㎡の建物には空気流体力学を研究開発できる全長50m、270hpの4つのファンを備え、風速30m(108㎞/h)を作り出せる大型ウィンドトンネルを併設し、風洞実験や流体解析をいつでも行えるようになりました。
現在では70社以上が加入しており、異業種が交流し技術やアイデアを共有しています。
そして2020年6月上旬、RIDLEYはフランダース・バイクバレーを買収しました。自転車メーカーで自社の風洞実験施設を持っているケースはなかなか無く、外部機関に委託し実験を行う事が多いです。RIDLEYは自社の風洞実験施設を持っている数少ないメーカーとなりました。おそらく2社ぐらいしかないと思います。
バイクブランドがひしめくヨーロッパにおいてRIDLEYは、比較的新しいブランドでありながらも柔軟な発想と他のブランドにない最先端のアイデアと技術をもっています。
現在までに数々の標準規格となったRIDLEYの最先端の技術をおわかりいただけましたでしょうか?
そして、これからも時代の最先端を走るバイクを提供するというRIDLEYの使命は変わりません。
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