シクロクロス世界選手権 2022
アメリカのアーカンソー州フェイエットビルを舞台に開催されました2022年シクロクロス世界選手権。
38段ある長い階段や大きなアップダウンが特徴なスピードコースとなりました。
RIDLEYがシクロクロスをサポートしているPauwels Sauzen - Bingoal(パウェルス サウゼン・ビンゴール)の選手もベルギーとオランダの代表として8名が各カテゴリーに出場しました。
【エリート男子】
14ヵ国、36名の選手が出場する中、パウェルス サウゼン・ビンゴールから4選手が出場しました。
世界選手権はベルギーチームとしてエリ・イゼルビットをエースにチーム戦として金メダル獲得に向け挑みました。
レース中盤でエリ・イゼルビットが前輪を滑らせ落車。タイムロスを最小限に抑えながらも先頭ではアタックが始まっており、僅かな差が生まれてしまいました。
思うようにペースが上がらないエリ・イゼルビットに対し、力強い走りでトーマス・ピドコックが逃げ切り優勝。
エリ・イゼルビットの優勝はなりませんでしたが、自身初となるエリートカテゴリーで初のメダル獲得となりました。
1位:トーマス・ピドコック(イギリス)
2位:ラース・ファンデルハール(オランダ)
3位:エリ・イゼルビット(ベルギー)
4位:マイケル・ファントーレンハウト(ベルギー)
8位:ローレンス:スウィーク(ベルギー)
11位:トーン・アールツ(ベルギー)
【男子U23】
2020年覇者のライアン・カンプが出場。
1周目からうまく走れなくオランダチームでの連携がうまく行かなかったとレース後にコメントを残しました。
シクロクロス大国ベルギーが表彰台を独占する結果となりました。
1位:ヨラン・ウィズーレ(ベルギー)
2位:エミエル・フェルストリンゲ(ベルギー)
3位:ティボー・ネイス(ベルギー)
8位:ライアン・カンプ(オランダ)
【女子U23】
今シーズン好調の走りを見せる2021年シクロクロス世界チャンピオン、フェム・ファンエンペルが2連覇に挑みました。
最終周回のテクノカルスロープで前の選手に接触してしまいチェーントラブルに見舞われ、優勝勝負から離脱することとなってしまいました。
1位:パック:ピーテルス(オランダ)
2位:シリン・ファンアンローイ(オランダ)
3位:フェム・ファンエンペル(オランダ)
【女子ジュニア】
スタートで出遅れたレオニー・ベルトフェルドは追い上げるも2位でゴール。
1周目からタイヤが外れるトラブルに見舞われたフルール・ムーアズは1周目からピットまで走ることになり遅れを取り戻せませんでした。
1位:ゾーイ・バックステッド(イギリス)
2位:レオニー・ベルトフェルド(オランダ)
21位:フルール・ムーアズ(ベルギー)
残念ながらアルカンシェル獲得とはならなかった2022年シクロクロス世界選手権。
女子エリートでは今シーズン調子が良く常に表彰台に上がって来たベニセ・ベッツェマですが、世界選手権前の発熱により参戦を見送りました。
その女子エリートではマリアンヌ・フォスが2014年以来8年ぶり8度目のアルカンシェル獲得しています。
マリアンヌ・フォスははロード、トラック、マウンテンバイク、シクロクロスなど様々な競技で世界選手権において数々の勝利を獲得しており、史上最強の女性サイクリストであることは間違いありません。
まさに女帝マリアンヌ・フォス!!
そんなマリアンヌ・フォスは、2017年のWM3プロサイクリングチーム時代に、世界地図がフレームにデザインされたFenix SLに乗っていました。
2017年、ベルギー本社でペインターとなった、マリアンヌ・フォスです。
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