第19回 Mt.富士ヒルクライム 2023 参戦記
6月3日(土)~4日(日)に山梨県富士吉田市で開催しました「富士の国」やまなし 第19回 Mt.富士ヒルクライムにブース出展と合わせてに富士ヒルクライムに参加してきました。
RIDLEYとしては2021年の出展以来、2年ぶりのブース出展です。
今年は日本全国、そして海外からの参加も多く8,500名を超える参加者が集まりました。
しかし、前日の夕方まで大会が開催されるか心配でしたね!
ちょうど大型の台風2号(マーワー)が送り込む湿った空気の影響で梅雨前線が活発になり、全国的に記録的豪雨に見舞われました。
私は出展準備のために6月2日(金)から富士吉田市に入ってきましたが、ちょうど15時ごろに現地に到着すると雨風で凄いことに・・・出展準備どころではありませんでした。
悪天候の影響で受付会場もコースも大きなダメージを受け、本当に開催できるのか心配でした。
主催者の方々はもちろん、山梨県の自治体、団体、ボランティアの皆様のお陰で会場の復旧、大会で走る富士スバルラインの倒木や土砂の流入、無数の落ち葉や枝がコースに広がっていたようですが無事に開催できました。
大会前日の土曜日は前日受付日となっており、RIDLEYもブース出展しました。
設営時は雨が降っていましたが会場がオープンする10時には雨も止みました。
しかし、参加者の方が来ないね・・・と話をしていたのですが、大雨の影響で東名高速、新東名高速、圏央道などが通行止めになっており、参加者の方もいつも以上に移動時間がかかっていたようです。
午後からは晴れてきて参加者の方も続々と来場。
皆さん、口を揃えて・・・凄く時間がかかったことと明日開催されますかね?というお話が・・・そうなんです、この時点でまだ開催されるか決まっていませんでした。
富士スバルラインの復旧ができ、明日の大会が開催されることが発表されたのが17時!!
富士ヒルクライムに出展する理由の1つは、RIDLEYユーザーの方の参加が多いからです。
やはりヒルクライムイベントと言うことで軽量モデルの「Helium」ユーザーの方が多く、5.6kgに仕上げたHeliumユーザーの方もブースに来てくれました。
そして、今年も200名近いRIDLEYユーザーの方が富士山を駆け上がりました。
6月4日(日)大会当日
例年ですと雨が多いのですが、今大会は列島に大きな被害をもたらした台風2号が過ぎ去り、予想外の快晴の下、開催されました。
世界遺産、富士山の雄大な景色と三合目付近から徐々に景色が変わりはじめ、南アルプスの山々や自然を見渡しながらゴールとなる五合目まで走り抜ける気持ち良さは圧巻ですね。
RIDLEYスタッフも富士ヒルクライムに向けて軽量オールラウンダー、Helium SLX Discで参加しました。
特に軽量パーツは使用せず6.78kgに仕上がっていました。
コンポーネントはアルテグラ(R8170)とホイールはデュラエースのWH-R9270 C36を使用。
ヒルクライムなのでもっと低いリムハイトのホイールを装着して軽くすることはできますが、富士スバルラインの後半はスピードも上がるので、あえて36mmのホイールをチョイス!
五合目を目指す沢山の参加者がスタート地点に!
RIDLEY担当者は早目に会場入りして順番にスタートして行く参加者の方を見て、RIDLEYユーザーの方を探していました。
Helium、Fenix、Noah、Knzo Speed・・・そして懐かしいDamoclesやExcaliburも!
そんなことをしていると、やたらと名前を連呼する人が・・・RIDLEYアンバサダーのYukariさん!
今回の富士ヒルクライム、第6スタートで同じだしどっちが速いか勝負すると言っていたのに先にスタートしている・・・
慌ててRIDLEY担当者もスタート地点に戻り、スタート!
計測スタート地点となる富士スバルライン料金所手前まではゆっくり登っていましたが、さすがに参加者も多い人気ヒルクライム。
大渋滞でストップです!
富士スバルライン料金所手前の計測地点まで疲れないようにゆっくり登り、そして計測地点をスタートし富士山五合目までの24kmの旅へ。
ここからは渋滞はありませんでした。
参加者の方の笑顔で元気満々でスタートして行っています。
少し走ると前方に富士山が見え始めダイナミックな光景です!
まだ富士山、遠いですね・・・
一合目までは距離も長く急勾配が続くのでマイペースで走りたいところでしたが、先に出発したYukariさんに追いつくため、少しきついぐらいのペースで。
二合目付近の青木ヶ原樹海あたりでYukariさんに追いつき、「この勝負、勝った」と言ったら・・・いきなりペースアップして先に行ってしまう羽目に・・・
ちょっと無理なペースで走っていたので異変が!!
腰痛爆発でダンシングができなく二合目からシッティングのみ。
樹海の都市伝説で「コンパスがきかない」ではなく・・・まさにダンシングができない!!
今回、Helium SLX Discを選んだ理由が、軽くて剛性の高いフレームなのでダンシングの多い自分の走りに合っていると思ったのですが、自転車の良さを発揮することができませんでした。
あと10km・・・半分は過ぎたー!
あと8km・・・2/3過ぎたー!
ダンシングせずシッティングだけで登ることってきついですね。
もう残り距離しか考えていないと和太鼓がお出迎え!
そして、ここを過ぎると傾斜も緩くなりスピードが上がる区間。
皆さん、ゴールも近くスピードを上げて走っていました。
そして無事にゴール!!!!!
・・・・きつかった。
ゴールの五合目には既に沢山の人。
皆さん疲れているはずなのに走り切った満足感で笑顔でしたね。
全然走っていないのでブロンズは無理と思っていたのですが密かに狙っていた1時間40分。
程遠い結果でした・・・2時間00分36秒
結果として得た記録よりも、自転車って楽しいね!と思えた富士山五合目での記憶。
来年も挑戦したいと思います!
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