【New GRX】ST-RX825 サードボタンのお話

今年5月に発売されたNew GRX ST-RX825、12s Di2で使えるこのレバーのある機能が特に欲しくなり買ってしまったスタッフYです。

その機能というのが、前モデルとなるST-RX815（GRX 11s Di2）を踏襲した"サードボタンとその位置"です。
サードボタンって何？という方向けに簡単に説明すると、STIのレバー部に2つ並べて付いてるボタンとは別の位置に配されているボタンです。これは左右レバーともに搭載されている機能です。
オレンジのパッドスペーサーで指しているこの部分です。こう見るとパッドスペーサーかわよ。


レバーを握った状態でサードボタンをわかりやすく押すとこんな感じです。

走行時はもう少し自然なレバーの握り方で押せます。ほとんどブラケットポジションで走ってしまう私にとってはこのサードボタンの位置が最高です。

それだけだとよくあるブログになりそうなので、今回はその中身を見るべくブラケットカバーをベロリとめくってみました。
プラグツールで指している白いものがサードボタンです。

実はこのボタン、ブラケットカバーが無いこの状態で押すと少し親指が痛いくらい押し心地が硬いです。レバー側のスイッチと比べると一瞬押せないくらいでしょうか。それもそのはず、レバーを握ってる時に不用意に押して誤操作にならないようにするためですね。
それがブラケットカバー越しだと指の"当たり"が変わるため押しても痛くありません。極端に言えば圧力が点で当たるか面で当たるかの違いでもありますが。こんなところも考えられていて日本メーカーらしさが光ってるなと感じさせられた、そんなお話でした。

余談ですが、ユーザーマニュアルを見ると"サードボタン"ではなく"フードボタン"と表記してるものがあります。また、レバー側はスイッチと表記されています。ボタンとスイッチの意味合いの違いについては…、皆さんでお調べください♪
サードボタン表記の参考：GRX Di2 デュアルコントロールレバー 12s | SHIMANO BIKE(自転車部品)-日本
フードボタンとスイッチ表記の参考：UM-0RM0B-001-JPN.pdf (shimano.com)
※ 2024年7月10日時点です。

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