Selle SMP訪問記 その1
前回のContinental訪問記の続編です。
Continental社に引き続き、
弊社の代表的な取扱ブランドのもう1つであるイタリアにあるSelle SMP社も訪問しました。
コンチネンタルのあるドイツ フランクフルトから飛行機で南下すること約一時間半・・・
イタリアのヴェネチア国際空港に到着です。
あの”水の都”として世界的に有名なヴェネチアです。街を観光する時間は残念ながらありませんでしたが、空港から水上タクシーが出ていました。
空港から車で走ること一時間。約30km離れたパドヴァという街にSelle SMPは本社を構えています。
SMPといえばご存知の方も多いと思いますが、一目でわかる特徴的な形状!
更に今年で創業70周年を迎える老舗メーカーであり、
現在も製造する全てのサドルをイタリアでの生産を行っており、
「100% HAND MADE IN ITALY」
と謡うほど、高い品質を誇っています。
ここで歴史をおさらいしましょう。
Selle SMPは1947年に創始者MARTINO SCHIAVON氏がイタリア パドヴァにで創業しました。
創業者の名前の頭文字と所在地のPADOVAの頭文字をとってSMPという社名になっています。
もともとはトラディショナルなサドル(現在のような形状ではない一般的な平面の形をした)を製造しているサドルメーカーでした。
転機は2004年、人間工学に基づいたエルゴノミック形状のサドルの開発、製造に着手します。
奇抜な形状ですが、サイクリストの悩み(痛み・快適性・フィット感等)を解決するサドルとして多くのサイクリストから支持を得ることに成功しました。
現在もエルゴノミックサドルのリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いています。
次回は工場見学について書きます!