Di2のダミープラグをお忘れなく!
シマノ Di2をお使いの皆さんは「ダミープラグ」というものをご存知ですか?コンポーネントの組み合わせにもよりますが、STIレバーやバッテリーなどには使わないE-Tubeの空きポート(差込口)ができることがあります。
その使わないE-Tubeの空きポートは端子が剥き出しになってしまうため、雨や汗、その他ほこりといった汚れから守るためにダミープラグというものが使われています。
12-speedとなった新世代のシマノ Di2のダミープラグは上の画像の2種類あります。
ダミープラグ自体はこの新世代のシマノ Di2だけでなく、形は異なりますが以前の11-speedの世代でも使われていたもので特に新しいものではありません。
ではなぜ今ダミープラグのお話なのかというと。
新世代のDi2システムになってSTIレバーにはE-tubeの配線が不要なワイヤレス接続機能(※)が追加されています。このワイヤレス接続機能により、Di2システムの作業時についダミープラグの存在を忘れがちになりそうかなと思ったのでブログに書き起こしてみました。
(※ Di2+油圧ディスクブレーキのSTIレバーのみ)
DURA ACEとULTEGRAはほぼ同じ位置にE-Tubeのポートがあります。
105 Di2は実はここにE-Tubeのポートが存在しています。
新型のバッテリー"BT-DN300"はポートが3つありますので、配線を接続していないポートがあればダミープラグで塞ぎましょう。
ダミープラグは細く小さいものです。
何かの作業時にうっかり挿し忘れたり落してしまったりして何かの拍子に端子がショートしてしまうと、最悪の場合はパーツ交換ということもあり得るので、Di2システムを触る際はダミープラグの挿し忘れに気を付けてくださいね!
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