パワーメーターのススメ(1) "誰にでも活用できる!"
パワーメーターのススメ(1) "誰にでも活用できる"皆さん"パワーメーター"と聞くと『競技者がトレーニングで使用する物』というイメージで、ハードルが高く感じませんか?確かに競技トレーニングに必要不可欠なものになっていますが、決して競技だけに必要なものではありません。ロングライドや普段のサイクリングだって、パワーメーターは活用できますし、楽しめます♪
パワーメーター使用歴20年!?、大学で競技をしていた私は当時はパワーメーターを使用したトレーニング"パワートレーニング"が大嫌いでした…暫く使用していない時期もありましたが、10年前からまた使用し始めて、レースにほとんど出なくなった今も無くてはならないものになっています。
私のバイクのシマノ製パワーメーター
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私の使用する目的は2つ。
1) 最大パワーを見るのが楽しい!
単純に頑張ったときの最大ワット数をみるのが楽しいです(笑)。勿論公道で頑張るときは安全に最大限考慮してほしいのですが、ローラー台でも「今日はこれだけパワー出た!」と見るだけでも楽しいと思います。これを友人と比較したりして!?
比較になりませんが、プロツアーの選手は最大1400w(300mの平均(30秒ほどでしょうか?)が1150w)出します。
今、自分が何ワット出るか試したくなりませんか?(笑)ちなみに私がちゃんとトレーニングしていた時は1300w以上は普通に出てました(プロ選手に最大パワーだけ見たら近い!!)。それは過去の栄光、今や1100w出ないともあります…(悲し
※私の2月25日に走ったときのデータ。SHIMANO CONNECT Labより抜粋。1150w!
2)ロングライドでのペース配分に活用
ぶっちゃけ、1)の最大パワーはトレーニングジムらでも計測が可能ですね💦実際走りながら計測できるという所はあるかもしれませんが。
皆さんはロングライドしていて、後半辛くなった記憶はありませんか?エネルギーが切れてしまったりと色々な理由があると思いますが、ペース配分がうまくいかなかった可能性があります。パワーメーターはサイクルコンピューターで客観的にペダル漕いでいる力が分かる=使用している力が分かるので、飛ばし過ぎているなというのが客観的に認識できます!!
さて少し話は変わりますが、私はここ数年ハーフマラソン大会に出場しているのですが、キロ6分なら20km走れるから、今日のレースはキロ/10秒ペースを上げて記録更新を狙ってみようといったことを自然にしていると思います。自転車でパワーメーターを経験していた私は「あれ?ペースの作り方がパワーメーターと一緒じゃない?」と思ったわけです。
※私がハーフマラソンに出場した時のデータ。Stravaより抜粋。15km過ぎで垂れてて恥ずかしい…。
ヒルクライム大会で、例えば「試走で1時間180wで走れて少し余裕もあったので、今日のレースは記録を狙って、少しペースをあげて190wで走ってみよう」後半いった具合です。パワー計を使用せず、例えば速度を目安にペース配分をやろうと思うと向かい風や追い風の影響を受けるので毎回ペースが違います。また心拍計だと、頑張ってから心拍に反映されるまでのタイムラグがあります。リアルタイムに使用している力が分かる、パワーメーターの利点ですね♪
※私のSHIMANO CONNECT Labのデータ。面白いのが走行していると"パワーカーブ"といったデータも得られて、SHIMANO CONNECT Labに蓄積されていきます。
パワーカーブは、過去1年間の各時間軸で最大パワーの記録です。(5秒で1135w、1分で499w、5分で304w、20分で242w)。レースで好成績を目指す方はここからFTPやNPといった数値の解析を行いトレーニングをするのですが…。そこまで難しく考えなくとも、上記のデータでいうと60分を215wで走った実績があるから、60分のヒルクライムレースでは215wのパワーを目安に走ろうといったことができると思います。
パワーカーブ…見てみたくなりましたか?(笑)
ヒルクライムレースを例えにしましたが、決してレースに出る人だけの物だけじゃなく、ロングライドでもペース配分といった形で活用頂けると思います!
例えば「4時間100キロの前半170wで走ったら、後半にパワーが落ちてしまったので、150wを目標に走ってみよう」といった具合です。
私は普段の週末に3時間80kmほど走ることが多いのですが、パワーメーターで出力をみながらペース配分をしています♪(飛ばす区間は頑張ってみたり…)
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ただ単に一人で乗るだけでも自転車は楽しいものですが、自転車乗り始めた時より、長く早く走れたり。凄くうれしいですよね。パワーメーターはデータでそして客観的に自分の成長していることを知ることも可能です。
こちらもSHIMANO CONNECT Labのデータですが、このアプリではこれまでの最大値と今回の走行した値との比較も得られます。パワー計測の記録はデータを残すこともできるので過去の自分と見比べたりすることも可能です。
リアルタイムで確認するのも、後から見返してみるのも良し。1人で走ることが多い人も、パワーメーターで昔の自分と競い合ってみるのも楽しいかもしれませんよ!?
20年前、パワーメーターは非常に高価なもので1-2ブランドしか発売していませんでしたが、近年パワーメーターは多くのブランドが登場し、
機能面でもパワー以外の付加価値が付いていたり、価格面でも安価なものが登場しています。
「パワーメーターを購入したい」となったときにおススメしたいのがシマノのパワーメーターです。
その2では、何故シマノのパワーメーターをお勧めするのかを記事にしてみたいと思います。
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