新型 R9200 デュラエース 私がお勧めする3つのポイント!番外編 4拍子揃った高性能ホイール

いよいよ発売開始となりました!!
フルモデルチェンジを果たした、シマノのコンポーネント R9200 “デュラエース”



STIレバーがワイヤレス変速となり、変速段数が12段となったところが注目されがちですが、
新しいデュラエースの開発テーマは「SCIENCE OF SPEED」
変速スピードのみならず、速さに通じる”ブレーキ性能” や”コントロール性能”らも大きく進化しています。

使用したインプレッションを記事にしますので、宜しければご覧ください。
・新型 R9200デュラエース 私がお勧めする3つのポイント!その1 変速スピード
・新型 R9200デュラエース 私がお勧めする3つのポイント!その2 STIレバーの形状
・新型 R9200 デュラエース 私がお勧めする3つのポイント!その3 ブレーキのタッチ
・新型 デュラエース 私がお勧めする3つのポイント!番外編 4拍子揃った高性能ホイール ←イマココ
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今回デュラエースを組んだバイク


さて今回のデュラエースで「凄いなぁ」と感じたパーツはもう一か所あります。
“ホイール”です。



1) 重量が軽い
私の使用している WH-R9270-C50-TLは フロント: 674g リア: 787g 
50mmハイト 28mm幅のワイドリム、チューブレスリムでありながら、
前後合計:1461gと他社フラッグシップの重量と比べても遜色のないレベルです。
※前作のWH-R9170-C40-TLは フロント: 739g リア: 883g 前後合計1622g



2) 横風への強さ
初めて履いて帰った日、建造物が唸るほどの風の強い日でした。
帰り道に真横から風を受ける区間があるのですが、50mmハイトで軽量ホイールながら
危険と感じるほど、横風の影響を受けませんでした。
乗り手の重量やスキルなど、感じ方は個人差がありますが、かなり驚いたのを覚えています。
リムも新設計となり、エアロダイナミクスを更に向上させた結果ではないでしょうか。
(空気抵抗はWH-R9170-C40-TLよりも5.1W削減されるデータがあるそうです)

3) ハブの性能UP
フリーハブの構造に”ダイレクトエンゲージメント”を採用
いわゆる面ラチェット。XTRやXTのマイクロスプラインハブとほぼ同様の構造でロード用に味付けされたのです。
手で回しただけでも、回転抵抗の少なさと掛かりの良さを感じることができます。




※デュラエースフリーは12速カセット専用品です

4) お求めやすい価格
価格もお求めやすい価格になりました。フルカーボンリムでありながら、税込23万円。
他社のフラッグシップホイールでは、前後30万以上するものもある中、お買い得ですね!

というわけで、めちゃくちゃ良いです!!笑
軽いし、良く進むし、足を止めてもスピードが落ちないし、横風にも強い。
リムの精度の良さとハブの良さを強く感じ、凄く回ってくれます。
高速走行時の押される感は今まで使ってきたどのホイールよりも強く感じます。
変な硬さもなく、走っていて気持ちいいのもバランスが取れたホイールなのもよいところですね!

シマノホイールテクノロジー | SHIMANO BIKE COMPONENT

上記のシマノのオフィシャルサイトでも紹介されている通り、
・グッと踏んだら、グッと進む
・スピードに乗ったら、止まらない
という開発コンセプトは凄く感じましたよ♪

さて今回のWH-R9270 デュラエースのホイールは、リム高が3種類発売されました
普段は山を走りに行かず、平坦がほとんどなので、私はC50をチョイスしました。(前モデルはC40を使用してました)
走った感じは軽いので、かなりの急こう配でなければ”C50″がオールマイティで使用できて良いと思います♪



競技者の方はよくわかる例えで、修善寺CSCではC36、群馬CSCではC50。
(修善寺の右回りならC50かな)
頻繁にアタックがあるレースではC36のがいいだろうなぁ、といった感じです。

さて同じリム高等の仕様でアルテグラのホイールも発売されています。
こちらは11速/12速どちらでも使用できるフリーボディとなっており、
(残念ながらダイレクトエンゲージメントは採用されていませんが)
15万円ほどでデュラエースとほぼ同じフルカーボンリムが手に入るコストパフォーマンスに優れたホイールです。



4回にわたって記事をインプレッション記事を投稿しました。
乗った瞬間に「欲しい」と思い、発売後すぐに購入まで至ってしまったわけですが
新しいコンポーネントの素晴らしい出来栄えに満足していますよ!

シマノの新しいデュラエースとアルテグラにぜひご注目ください。


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