画期的なボトムブラケット!Carbon Bottom Bracket
非真円チェーンリングやビッグプーリーで有名なRIDEAからシェル素材に
カーボンコンポジットを用いたボトムブラケット(以下、BB)が新発売となります。
RIDEA
・品番:CNB8624
・規格:BB86 対応シャフト:φ24mm(SHIMANO)/φ24-22mm(SRAM GXP)
・重量:60g ベアリング素材:セラミック
・価格(税別)¥12,000
他にもPF30対応、ねじ切りBBのラインナップもございます。
性能差が出づらいですが、スムーズな回転、耐久性が求められるパーツです。
こちらのBB、他社にはない特徴的な構造をしています。何がすごいのか説明していきたいと思います。
①重量が軽い
BBシェル本体がカーボンコンポジット製となっており、非常に軽量です。プレスフィットタイプのBBですと一般的に多いのが樹脂製、シマノなどが代表的な樹脂製BBですね。もう一つがアルミ製、弊社取り扱い製品ですとクリスキング(生産終了)やスギノのBBがアルミ製です。
カーボンコンポジットは軽量でありながら強度に優れているため、使用状況による影響を受けづらくプレスフィットBBにありがちな音鳴りも抑制できます。
②画期的なロックシステム「Gecko Grip Technology」
現在主流になっているプレスフィットBBにおける欠点として挙げられるのが「音鳴り」これにつきます。規格としてサイズは統一されていますが、工業製品であるが故に製品における公差というものは必ず発生します。またメーカーによってその捉え方も様々です。現在プレスフィットBBにおいては2つの圧入システムがあります。1つは左右のシェルを圧入する一般的な方式、もう1つは左右のBBを金属製のシェルで連結するタイプ。こちらは左右独立しているBBを連結して1つの構造体とすることで音鳴りを防止する構造です。欠点としては金属シェルにより重量を軽くできない点でしょうか。
RIDEAの「Gecko Grip Technology」は左右独立タイプなので前者にあたります。BBはフレーム本体に圧入されますが、前述のようにフレームによっては個体差があり、とあるフレームは篏合がきつく音鳴りしないけど強く叩かないと出てこない(基本、圧入なので当たり前ですが・・・)逆にあっさり装着できるがBBから音鳴りしてしまうなど・・・正直、原因を特定するのは難しかったりします。
このBB、なにがすごいのかと言いますと、BB本体を締めていくにつれてフィットしていくんです!
上記のような製品の微妙な公差をBB本体が埋めてしまう画期的なシステムなんです。
つまり同規格のフレームであれば基本的に同じようにフィットします。
BB Cupはテーパーしており、締めこんでいくにあたって
グリップが押し当てられて突っ張り棒のような働きをします。
BB Cupを締めていくと、Gripが広がり、BBと密接にフィット!
分かりやすいように、同規格ですが左は僅かに小さく
右は僅かに大きな径になっている透明なシェル模型で説明します。
まず初めにBBのグリップ部品を緩めた状態でBBをシェルにはめ込んでいきます。
この状態は素手でBBを奥まで入れられます。
ここからBBを締めこんでいくと・・・グリップ部分がBBシェルに近づいていきます。
アクリル製のシェルなので強く締めこめませんが、
規定トルクで締めこんでいけば径が左右で誤差があったとしても同じようにフィットすることができます。
私自身、実際に使っていますがセラミックなので回転性能も優れており、
耐久性も今のところ問題なし!
実感するのが難しいですが軽量化にも貢献してます。
音鳴りでお悩みの方、軽量化したい方などなど・・・
正直メリットばかりのBBです。ぜひ導入を検討してみてください。
既に一部製品の出荷を開始しました。
RIDEAのブランドページはこちら↓
https://www.mizutanibike.co.jp/brand/ridea/
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