【DMT】新製品 「KR1」 シューズインプレッション! その1

2019年 新規取り扱いブランドの『DMT』シューズ

 


そのDMTから2019年春発売予定の新製品。

ニット素材を使用した「KR1」をインプレッションします。

 

■KR1  価格:45,000円(税別)

カラー:オレンジ/ブラック

カラー:ブラック


■アッパー:3Dニット

■アウトソール:アナトミックカーボンソール(剛性指数15)

■クロージャー:1ダイアル BOA IP1

■重量:240g(41サイズ)

■サイズ:37/38/39/40/41/42/43/44 (ハーフ39.5-43-5)

入荷予定 : 2019年3月

 

この「KR1」の特徴は何といっても、アッパー素材にニット素材を採用した事です。

 

近年サイクリングシューズに「ニット」素材を採用するメーカーが増えており、注目の素材ですね。

(G社やF社など)

 

その最新の素材にいち早く注目した「DMT」社は、

DMTの開発ライダーでもある、イタリア人スプリンター クイックステップ所属のエリア・ヴィヴィアーニ選手と共同開発の元、このKR1が作られました。

■Elia Viviani (エリア・ヴィヴィアーニ)

イタリア人 1989年生まれ

クイックステップ 所属(2018年)

2016年 リオ オムニウム 金メダリスト

2018年イタリア チャンピオン

 

 

ニット素材というと「かよわい」イメージも付きまといます。
特に他社のニット素材を採用したシューズは、「形崩れ」を意識して凄く硬くしたニット素材となってます。

 

このDMT「KR1」は、ニット素材本来の柔らかさを活かしているのが特徴で足馴染みは抜群。
開発コンセプトは「ソックス」
まさしく「靴下をはいているような履き心地」で、優しくフィットくれます。

 

靴ベロ部は一体成型、シューズ本体と縫い方を変えることによって、
かなり柔らかい素材になってます。

 

だからかといって「力が逃げてしまう」かというと、
イタリア人スプリンター「ヴィヴィアーニ」の足元を支えるだけあり、全く力が逃げる様子はありません。

 

恐らく、ニット素材に張り巡らす強化素材の影響でしょう。
DMTは形崩れしないようにニット素材にライナーのように強化しています。

 

 

またヒールカップにも特徴があり、写真のように補強材が入っています。
このヒールの補強がカカト周りに優しく面でフィットし、履いた時にカカトが納まるような良い意味で独特なフィット感が得られるようになってます。

 

 

剛性が必要なところにはニット素材を活かしながら、剛性や耐久性に必要な箇所はしっかりと補強。
この絶妙な設計は、他社シューズのOEM生産も請け負っていたDMTの技術力でしょう。

 

勿論、DMTの特徴である「袋縫い」製法をこのKR1でも採用。
袋縫いは、アッパー素材を足底で縫うことで、完全に袋になった形状になり、
足を包み込むような柔らかい履き心地を実現しています。

 

KR1は

・シューズを履いていることを感じさせない、柔らかなフィット感を得られる

と共に

・足をしっかりとホールドし、ペダリングパワーが全く逃げない

を両立した魔法のようなシューズといえるでしょう!

 

今回は製品の特長をご紹介しました。

次回は実際に使用してみた感想をご紹介します。

 

 

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