【Continental】プロレーサーが使用するタイヤ

2018.07.17

シクロワイアードの綾野さんから送られてくる写真を見ていてふと思いました。

通常、Continentalを使用しているチームは「Competition(コンペティション)」の「PRO LTD.」

いわゆるプロ供給特別品を使用しています。

 

このプロ供給品は何が違うのか?

基本的には使用しているコンパウンドは変わらず、市販品には使用されない管理の難しいラテックスチューブを使用したりしているとのこと。

また使用するレースによって、特別モデルが生産され、チームに供給されたりするようです。(石畳用など

また真っ先に技術が投入され、今後の市販されるタイヤのモデルとなったりします。

(以前のPRO LTD.はセンタースリックのサイドがやすり目状で、現在市販されているATTACK COMP&FORCE COMPにクリソツでした)

 

今回はオールスリックのタイヤが投入されているようですね。

また今回のパヴェ区間では市販品にはない「28mm」のものもあったようです。

 

先日行われたチームタイムトライアルでも、COMPETITION PRO LTD.を使用している選手が大半だったのですが…

 

あれ?「PODIUM TT」を使用してる!?(BAHRAIN-MERIDA(バーレーン・メリダのバイクです)

「PODIUM TT」はトレッドの厚みを抑え軽量化、転がり抵抗を少なくしたタイムトライアル向けの市販モデルです。

タイムトライアルということもあり、パンクなどのリスクを考慮しても、ホイール外周部の軽量化をしたのでしょうか?

 

前輪はクリンチャーだからなのか、GP4000S2を使用しているようです

 

同じクリンチャーホイールを使用しているチームでは、軽量モデルの「SUPER SONIC」と転がり抵抗軽減を図ったモデル「GRAND PRIX TT」使用しているチームもありました。

(MOVISTAR TEAM(モヴィスター チーム) のバイクです)

ちなみに同じブラックチリコンパウンドを使用しているタイやでも、モデルによって配合を変え、タイヤの特性を変えているそうです。

「GRAND PRIX TT」はトレッド面をスリックに、そして薄くし軽量化、最低限のパンクブレーカーを配したモデルなのですが、

モデル名の「タイムトライアル」通り、コンパウンドも転がり抵抗等も考慮したモデルなのかもしれませんね。

 

写真は全て ?Makoto.AYANO/cyclowired.jp

写真:綾野 真(シクロワイアード)
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