【Panaracer】新製品RACE C EVO3 使ってみました!(1000km)

2018.06.29

パナレーサーの人気シリーズであるRACEシリーズ。オールラウンドのRACE A、耐パンクに優れたRACE D、決戦向け軽量タイヤRACE Lのラインナップに新たに加わったRACE C EVO3を紹介します。

 

RACE C EVO3

サイズ:700x23c,26c,28c(3モデル)

重量:200g(23),210g(26),230g(28)

価格(税別)¥5,410

https://panaracer.co.jp/lineup/road.html

 

クラシカルなスキンサイドにミックスパターンを採用しています。

パターン

 

 

実際に1000km使用してみました。

と、その前に・・・以前長期インプレッションしていたコンチネンタル グランプリ4シーズンですが7000km使用し次は8000km!と書いてすっかり忘れていました(汗)

もし気になっていた方がいらっしゃいましたらスミマセン・・・タイヤは8500kmほど使用し、まだまだ使えそうでしたがサイド部分の劣化が気になり交換しました。

タイヤ自体の重量は26Cで実測209g(カタログ210g)と太さの割にかなりの軽量タイヤです。トレッド厚はパナ独特の鉛筆形状ではなくラウンド形状で薄く感じます。スキンサイドがクラシカルな雰囲気を演出しますね。リム幅15mmのC35に装着して、実測値は幅25.5mmでした。

 

空気圧は前後共に5.5barに設定しました。エアボリュームがあると5bar台で転がり抵抗と乗り心地を両立できるのがメリット。タイヤも軽量なため、太いタイヤにありがちなモッサリとした重さは皆無で、漕ぎ出しから非常にスムーズに転がります。乗り心地もクリンチャーにしては非常にマイルドに感じ、転がり抵抗も低い印象です。

コンチネンタルの硬質な印象とは異なりモッチリとした柔らかいフィーリングです。トレッドにパターンが入ったことにより、倒しこんだ際の挙動の変化がつかみやすいですね。グリップの臨界点を高めるのであればスリックに軍配が上がりますが、サーキットでもない限り路面状況は様々なので、このパターンは非常に安心感があります。ウェット路面においてもパターンの影響か排水性が高く安心できますね。

耐パンク性能は実際にパンクしないとわからないですが、荒れた路面でもガンガン走れているので、平均的な性能を備えていると思います。

 

 

さて1000km仕様の摩耗具合はコチラ

フロント

 

リア

 

 

まだまだトレッドは残っていますね。リアはうっすら中央部分が摩耗しているのが見て取れます。寿命は前後ローテーションして3000~4000kmぐらいでしょうか。

この感じですと、2000kmで前後ローテーションですね。

 

総括:軽量タイヤであり、癖のないフィーリングが持ち味のこのタイヤはクリンチャータイヤでレースに出場するような方にオススメできます。個人的には同ブランドのオールラウンドタイヤ”RACE A EVO3”よりもレース向きだと感じます。

 

この記事を書きながら「前回のように1000km毎にレビューしなきゃいけないかな・・・」と頭をよぎったので、次回は2000kmで投稿しますね(笑)

乞うご期待!

 

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