【Continental】NEW MOUNTAIN KING
コンチネンタルのMTBタイヤがモデルチェンジをして入荷してきました。
MOUNTAIN KING PROTECTION
サイズ:27x2.3/2.6 29x2.3
重量:705g(27.5x2.3) 745g(29x2.3)
価格(税別)¥9,000 ※27.5x2.6 ¥10,000
前モデルからの変更点(写真右が新モデル)
・パターンの変更
・サイズラインナップの変更(2.2,2.4から2.3,2.6へ)
・サイドウォールの見直し
・シール素材の見直し
・軽量化845g(29x2.4)→745g(29x2.3)
実際に装着してみます。スタンズのレースシーラントを60-70ml使用しました。まずはシーラントを入れず空気を入れ、一度ビードを上げてから空気を抜き、片側の一部を外し注いでいきます。
再度空気を入れてビードを上げてからほとんど空気は漏れずにバシッと止まりました。前モデルはシーラントを全体にいきわたらせるように意識していましたが、これには驚きました。
サイドウォールもしなやかになった印象を受けます。
太さのラインナップも2.2、2.4の二種類から2.3、2.6(27.5inchのみ)の二種類に変更です。
スタンダードになりつつある27.5プラスに対応する2.6サイズも待望の登場です。
先日行われました、11月開催になったSDA王滝に間に合ったので実戦投入してみました。
春の王滝では定番モデルのCROSS(X) KINGを使いました。いままでのマウンテンキングは高さのあるノブが全面に配置されており、グリップの安心感があった反面、舗装路での路面抵抗、重量の重さが目立ちました。
新マウンテンキングはノブの高さが低く、密度も下がりましたね。走行感もCROSS KINGほどではないですがかなり軽くなりました。
今回は42kmにエントリーしたのですが、序盤の長い登りでは後方からのスタートでしたが、重量の軽さの恩恵を受けいいペースで登れました。下りでは雪に覆われている部分が多かったのですが、グリップを失うことなく安心して下れました。しかし王滝のようなハードパックメインのガレ場の多いシチュエーションではノブが全体に配置されているCROSS KINGのほうが耐パンクの面や挙動の読みやすさに軍配が上がると思います。
ハードパックやガレ場よりはウェットや路面状況の緩いシチュエーションに向いていると思います。
個人的な感想は
ドライ、ハード寄りのオールラウンド→CROSS KING
ウェット、ルーズ寄りのオールラウンド→MOUNTAIN KING
といった印象です。
トレイルまでの舗装路も不満なく走れて、様々な路面状況に対応できるNEW MOUNTAIN KING
様々な状況で「とりあえず一本」選ぶのならCROSS KINGと迷ってしまいますが、安心感を重視するならMOUNTAIN KINGはイチオシです!